小学校低学年の子どもたちでも、大人の協力があれば簡単に作れる
ペットボトルロケットをつくり、楽しく飛ばせることを考えました。
(作成1時間、飛ばすのに1時間が目安です。)
今回は安全面などを考えて、市販の発射台を使いました。また噴射口キャップ
も市販のものを使います。
(発射台と噴射口キャップなどセットになった「ペットボトルロケット制作キット」
が「日本ペットボトルクラフト協会」より販売されています。4000円ほど。)
(ペットボトルをPB、ペットボトルロケットをPBRで示します。)
事前の準備物
①500ml炭酸飲料用ペットボトル(一人2本)
1本は円筒形のものを,もう1本はコーラなどでもOK。
②牛乳パックなどの側面(一人1本分の4枚)
あらかじめ乾燥させて4枚にきっておく(スカートにつける羽根)
③羽根の型紙(一人1枚)
これを絵取ってハサミで切り取り羽根を4枚つくります。
④ハサミ(できれば人数分)
PBを切るにはキッチンバサミが使いやすい
⑤ビニールテープ(1人250cmほど使います)
ビニールテープ1本は10mなので4人分です。いろんな色を。
⑥強力両面テープ(幅20mm、強力タイプ、1人60cmほど使います)
両面テープ1本は10mなので15人分です。
⑦カッターナイフ(PBを切るときに最初の切り込みに使います)
これはスタッフがしてください。事前にしておくとよい。
⑧名前ペン(一人1本)
型紙を絵取るときに使います。
⑨新聞紙(1面の4分の1ほど、先端のヘッドキャップの中に入れます)
クッションとバランスの重りになります(入れないほうが飛ばない)
全体で準備する物
⑨新聞紙(1面の4分の1ほど、先端のヘッドキャップの中に入れます)
クッションとバランスの重りになります(入れないほうが飛ばない)
全体で準備する物
①発射台(購入するか、貸し出しをしているのを探そう)
②噴射口キャップ(順番に飛ばすには3個ほどあれば 1個400円です)
③ヘッドキャップ(ロケットの先端につけます。)
100均にあるポリスチレン製のコップ(イタリア製)を使います。
④水を入れるバケツとカップとじょうろ(PBRに入れる水の量は200ml)
← 発射台
噴射口キャップ →
PBRの作り方
噴射口キャップ →
PBRの作り方
・一人に牛乳
パックの側面
を4枚
パックの側面
を4枚
・名前ペン
(油性)
(油性)
・羽根の型紙一人1枚
・ハサミ
牛乳パックの上に型紙をおいて絵取り、切り取る
半分に折って両面テープでとめる
②4枚の羽根をつける
右の写真の左上のPBを
赤い線で切り取ったもの(長さ8cm)に両面テープで4枚取り付けます
*下の赤い線はPBの少し膨らんでいるところから切り取ります
(スタッフがカッターで切り込みを2ヶ所いれます)
(この膨らんでいるところを上にして下に羽根をつけます
そうすると本体のPBとうまくはまります)
*右のPBRの羽根のように縦にテープで止めてください
羽根が外れにくくバランスもよくなります
③全てをテープでとめてPBRを完成
一番上のヘッドトップ(100均のポリスチレン製コップ)
の中に新聞紙(1面の4分の1ほど)を丸めて入れます
その次は羽根用に切り取ったPBの上の部分です
そして本体のPBです(コーラでもOKです)
最後は羽根の部分です
完成したら名前を書いて色を塗ったり自分らしさを・・・
PBRの飛ばし方
必ずスタッフが付いて安全を確認しながら飛ばしてください
①安全確認
広さの確保(40m×100m)
*20mほど飛ばすのだったら
空気入れのポンピングを3回に
風があれば思わぬ方向に飛ぶので中止を
飛ばす方向に人がいないことを確認
発射台にブロックなどの重しをする
②水を入れる
バケツに水を入れて持っていき
カップで200mlはかりとり
じょうろでPBRに入れます
③噴射口キャップを取り付ける
全員分はないので順番に
オーリングが外れてないか確認を
④PBRをスタッフに渡す(発射のための準備は全てスタッフがしてください)
水がまけないように発射台を傾けて取り付ける
カチッと音がするまで差し込む
安定させるためのブロック、発射台の方向、前方に人がいないか確認
⑤空気入れで空気を入れる
飛び具合を見るためにポンピングは最初は8回で、多くて10回までにしましょう
(500mlのPBでもうまく作れば100mは軽く飛んでしまいますので)
保育園など狭い場所なら水を入れずに空気のみでポンピング5回で5mでしょうか
小さい子どもはスタッフに手伝ってもらいます
水がもれていたらやりなおします
⑥発射
発射台の横に立ちます(後ろにいると水浸しです)
再度、前に人がいないか確認します
子どもに発射レバーを持たします(安全装置をはずします)
「3 2 1 発射!」と声をかけてレバーを引きます
⑦回収、点検、修理
自分のPBRを回収したら、噴射口キャップを取り外して次の人に渡します
羽根やテープが外れていないか点検をして修理をします
考えたこと
①発射台を作ったり、空気入れの代わりに「バブ」や「重クエ」を使ったりしましたが
本来は子どもたちと手軽に作れて楽しめるもの でした
それを考えると、市販の発射台と噴射口キャップを使って、この方法でPBRを作れば
2時間で作って楽しめます
次は「パラシュート」かな?
②1500mlのPBRは大変でした
1回飛ばしたらそれで終了です(山の中に探しにいきました)
500mlにしたのですがこれも飛びます
うまく作れば100m以上飛ぶので、ポンピングの回数や角度を考えてください
(角度50度ぐらいだと距離はでます 飛びすぎればポンピング回数を減らすか
角度を70度ほどにあげます 風には要注意です 中止の判断を)
③小さい子どもは5mぐらい飛んでも喜びます
水を入れずに空気のみでもOKなので試してください
雨のため外で飛ばせないときには体育館で5m飛ばしましょう
独り言
ペットボトルロケット 子どもたち楽しめるので
公的な機関で発射台など
貸し出しがあればいいのに
公的な機関で発射台など
貸し出しがあればいいのに
今は 10連発輪ゴム鉄砲 を作って子どもたちと遊んでいます
このブログで 次に 報告できるかも (PBR から 10RWT に)