2017年6月29日木曜日

連射式 輪ゴム鉄砲 ひもで飛ばす

連射式の輪ゴム鉄砲

ひもを使って飛ばすので 小さな子どもでも作って飛ばせます  
今回は 10連発 ですが 小さな子どもなら 5連発がいいでしょう
かんたんなので 1発だけでも楽しいと思います(2歳の子どもができました)

10連発輪ゴム鉄砲(10RWTとします)

これが完成したものです
輪ゴムを10個かけています
右下の小さな板を右方向に
引っ張っていけば
10連発発射できます

タコ糸を一回まいて輪ゴム
をかけ これを10回
くりかえします




ストリングリリース式といいます
(ストリング=ひも  リリース=発射  という意味です)

1、準備するもの
 ①カラーボードの板(30×300×厚さ5)
  百円ショップで売っている「カラーボード」を幅30mmに切ります

カラーボード 400×300×厚さ5
これから 30×300×5 の板が
15枚とれます



この板に
切り取り線を記入
穴を2ヶ所
あけます

横の長さが30cm
なので
だいたいのところで
線を記入して
ください

これを人数分
つくります

 
 
 ②タコ糸(80cm) これも人数分
 
 ③強力両面テープ(一人当たり 4cm)

 ④輪ゴム(サイズNO16を使いました 一人10本)

 ⑤板を切るためのハサミ(一人1本)

 ⑥板に穴を開けるための千枚通し

2、作り方                     板A↓  板B↓   板C↓

 ①板を線にそってハサミで切ります
  板が折れないように気をつけて ⇒
             
 ②真ん中のところに両面テープを
  はります(写真の白いところ)
  
 ③板Bをうらがえして板Cに   ⇒
  はりつけます
  写真を見て位置に注意を

 ④タコ糸を板Aと板Cに結びます

3、輪ゴムのかけかた
                                        




①タコ糸を1回巻きます
                               








②その上に輪ゴムをひとつ
 かけます









③これを10回してください
 タコ糸は重ならないように

 小さい子どもでは5回で
 いいと思います
 (そのときはタコ糸の
  長さを半分に)


4、遊び方


的を作ってねらってください

板Aをひっぱっていけば
10連発です

板が弱いので輪ゴムを
かけたまま置いておかないように

的は百円ショップの芝が最適です
紙コップもいいですよ

人に向けてうたないでくださいね(やられたら いやですよね)

5、木で作ってみよう


木で作ると大変です

丈夫なので
タコ糸を長くすると
輪ゴムはいくらでも

写真の10RWTは
30連発です
(ビスでとめています)
M3で15mmを2本

2016年8月23日火曜日

ペットボトルロケットを小学校低学年の子どもたちと飛ばそう(第4回投稿)


   小学校低学年の子どもたちでも、大人の協力があれば簡単に作れる
   ペットボトルロケットをつくり、楽しく飛ばせることを考えました。
   (作成1時間、飛ばすのに1時間が目安です。)

   今回は安全面などを考えて、市販の発射台を使いました。また噴射口キャップ
   も市販のものを使います。

   (発射台と噴射口キャップなどセットになった「ペットボトルロケット制作キット」
    が「日本ペットボトルクラフト協会」より販売されています。4000円ほど。)

   (ペットボトルをPB、ペットボトルロケットをPBRで示します。)

事前の準備物

 ①500ml炭酸飲料用ペットボトル(一人2本)
    1本は円筒形のものを,もう1本はコーラなどでもOK。
   ②牛乳パックなどの側面(一人1本分の4枚)
  あらかじめ乾燥させて4枚にきっておく(スカートにつける羽根)
 ③羽根の型紙(一人1枚)
  これを絵取ってハサミで切り取り羽根を4枚つくります。
 ④ハサミ(できれば人数分)
  PBを切るにはキッチンバサミが使いやすい
 ⑤ビニールテープ(1人250cmほど使います)
  ビニールテープ1本は10mなので4人分です。いろんな色を。
 ⑥強力両面テープ(幅20mm、強力タイプ、1人60cmほど使います)
  両面テープ1本は10mなので15人分です。
 ⑦カッターナイフ(PBを切るときに最初の切り込みに使います)
  これはスタッフがしてください。事前にしておくとよい。
 ⑧名前ペン(一人1本)
  型紙を絵取るときに使います。
 ⑨新聞紙(1面の4分の1ほど、先端のヘッドキャップの中に入れます)
  クッションとバランスの重りになります(入れないほうが飛ばない)

全体で準備する物

   ①発射台(購入するか、貸し出しをしているのを探そう)
   ②噴射口キャップ(順番に飛ばすには3個ほどあれば 1個400円です)
   ③ヘッドキャップ(ロケットの先端につけます。)
    100均にあるポリスチレン製のコップ(イタリア製)を使います。
 ④水を入れるバケツとカップとじょうろ(PBRに入れる水の量は200ml)
 ⑤できれば発射台に敷くマット(ロケットの水で泥んこにならんように)





← 発射台



 噴射口キャップ →   

      




PBRの作り方
   

  右の写真は、子どもたちへの説明用です。
  
  ①型紙を元に羽根を4枚つくる
  ②4枚の羽根をつける
  ③全てをテープでとめてPBRを完成
 
  ①②③を説明します
 
型紙を元に羽
 根を4枚つくる
 ・一人に牛乳
 パックの側面
 を4枚
 ・名前ペン
  (油性)
 ・羽根の型紙一人1枚
 ・ハサミ
牛乳パックの上に型紙をおいて絵取り、切り取る
半分に折って両面テープでとめる
②4枚の羽根をつける
 
 右の写真の左上のPBを
 赤い線で切り取ったもの(長さ8cm)に両面テープで4枚取り付けます

*下の赤い線はPBの少し膨らんでいるところから切り取ります
(スタッフがカッターで切り込みを2ヶ所いれます)
(この膨らんでいるところを上にして下に羽根をつけます
 そうすると本体のPBとうまくはまります)
*右のPBRの羽根のように縦にテープで止めてください
 羽根が外れにくくバランスもよくなります


全てをテープでとめてPBRを完成

 一番上のヘッドトップ(100均のポリスチレン製コップ)
 の中に新聞紙(1面の4分の1ほど)を丸めて入れます

 その次は羽根用に切り取ったPBの上の部分です

 そして本体のPBです(コーラでもOKです)

 最後は羽根の部分です

 完成したら名前を書いて色を塗ったり自分らしさを・・・

PBRの飛ばし方

   必ずスタッフが付いて安全を確認しながら飛ばしてください

 

①安全確認

 広さの確保(40m×100m)
 *20mほど飛ばすのだったら
  空気入れのポンピングを3回に
 風があれば思わぬ方向に飛ぶので中止を
 飛ばす方向に人がいないことを確認
 発射台にブロックなどの重しをする

②水を入れる

 バケツに水を入れて持っていき
 カップで200mlはかりとり
 じょうろでPBRに入れます

③噴射口キャップを取り付ける

 全員分はないので順番に
 オーリングが外れてないか確認を

  ④PBRをスタッフに渡す(発射のための準備は全てスタッフがしてください)

   水がまけないように発射台を傾けて取り付ける
   カチッと音がするまで差し込む
   安定させるためのブロック、発射台の方向、前方に人がいないか確認
 
  ⑤空気入れで空気を入れる

   飛び具合を見るためにポンピングは最初は8回で、多くて10回までにしましょう
  (500mlのPBでもうまく作れば100mは軽く飛んでしまいますので)
   保育園など狭い場所なら水を入れずに空気のみでポンピング5回で5mでしょうか
   小さい子どもはスタッフに手伝ってもらいます
   水がもれていたらやりなおします

  ⑥発射

   発射台の横に立ちます(後ろにいると水浸しです)
   再度、前に人がいないか確認します
   子どもに発射レバーを持たします(安全装置をはずします)
   「3 2 1 発射!」と声をかけてレバーを引きます

  ⑦回収、点検、修理
 
   自分のPBRを回収したら、噴射口キャップを取り外して次の人に渡します
   羽根やテープが外れていないか点検をして修理をします

考えたこと

  ①発射台を作ったり、空気入れの代わりに「バブ」や「重クエ」を使ったりしましたが
   本来は子どもたちと手軽に作れて楽しめるもの でした
   それを考えると、市販の発射台と噴射口キャップを使って、この方法でPBRを作れば
   2時間で作って楽しめます
   次は「パラシュート」かな?

  ②1500mlのPBRは大変でした
   1回飛ばしたらそれで終了です(山の中に探しにいきました)
   500mlにしたのですがこれも飛びます
   うまく作れば100m以上飛ぶので、ポンピングの回数や角度を考えてください
   (角度50度ぐらいだと距離はでます 飛びすぎればポンピング回数を減らすか
    角度を70度ほどにあげます 風には要注意です 中止の判断を)

  ③小さい子どもは5mぐらい飛んでも喜びます
   水を入れずに空気のみでもOKなので試してください
   雨のため外で飛ばせないときには体育館で5m飛ばしましょう

独り言

  ペットボトルロケット 子どもたち楽しめるので 
  公的な機関で発射台など
貸し出しがあればいいのに
  
  今は 10連発輪ゴム鉄砲 を作って子どもたちと遊んでいます
  このブログで 次に 報告できるかも (PBR から 10RWT に)

  


 

 


 

2014年11月6日木曜日

ペットボトルロケット ゴム栓と空気入れで飛ばす(第3回投稿)

ペットボトルロケット500mlを市販の発射台や噴射口キャップを使わずに、自作で手軽に飛ばせる方法(今回は空気入れを使った方法です)

「バブ」や「重クエ」(重曹とクエン酸の混合物)でも出来るが待ち時間が長い5分から8分、費用も1回につき20円ほどかかる)
結局、空気入れを使ったほうが手軽にできます
  
空気入れを使った飛ばし方
  
  準備物(空気入れ、ボール用空気入れの先、7号ゴム栓)
  

  ○ 空気入れは先が写真のようになっているものを使います
      
                 
      右の写真のように先をはずして使います

   ○ ボール用空気入れの先

     100円ショップで売っています

  ○ 7号ゴム栓

     

     左 黒色7号ゴム栓(ホームセンターで200円ほど)
     右 茶色7号ゴム栓(ネットで買いました1個50円ほど)
    どちらでもかまいませんが、茶色がよく飛びます
  
飛ばす手順

① 7号ゴム栓に、ボール用空気入れの先を差し込みます
   (略称 7号噴射口)

      
     穴の開け方は、電動ドリル、キリ、かなづちでクギを打ち込む

     ペットボトルロケット(略称 PBR)に水を300ml
  入れます(水を入れなくても少しは飛びます)

③ 次にPBRに①の7号噴射口を取り付けます
  このときの押し込み方で飛距離が決まります
  (黒ゴム栓よりも茶色ゴム栓のほうが、しっかりと入り飛びます)

     

    もっと飛ばしたい方は、第1回投稿の改造噴射口に
  2号ゴム栓で作った2号噴射口を取り付けます
  (だだし広い場所が必要となります)

  ④ 7号噴射口に空気入れを取り付け簡易発射台に

      

水道パイプで作った簡易発射台にセットして完了です
(13ミリ水道パイプ1mを真ん中で斜めに切ります
 角度を65度ぐらいにして、かなづちで地面に打ち込む)
発射したときに水がかかるので横でやりましょう
ポンピング5回ぐらいで飛びます

  考えたことがら
  
  ①    7号噴射口と2号噴射口での飛距離データが必要
  ②    もう少し離れた場所でポンピングが出来るように
     空気入れのホースを長くする方法を工夫する
 (水がかからない、飛んでいくロケットが見やすい) 
③ ヘッドキャップも含めて、保育園児でも簡単につくれる
  PBRを作る

2014年10月22日水曜日

ペットボトルロケット500ml 重曹とクエン酸で飛ばす(第2回投稿)



今回はバブではなくて「重曹」と「クエン酸」の混合物(重クエ)で挑戦
いずれも100円ショップで売っています

 








炭酸水素ナトリウム + クエン酸
→ 
    クエン酸三ナトリウム + 水 + 二酸化炭素
自分なりに化学反応式を考えてみました
  (正しいかどうか?)
NaHCO + HCHO(COO)
 → NaCHO(COO))+3HO+3CO
分子量は 3×84:192 となり約 5:4 の比率となりました
重曹5gとクエン酸4gで二酸化炭素が1.34L発生
  (計算正しいろうか?)
バブは1gあたり約80ccの二酸化炭素が発生していました
バブで飛ばしたときは1袋(40g)の半分使ったので 
20g×80cc=1.6L
とりあえず 5g+4g で飛ばしてみることにしました

重クエでの発射実験

みごとに失敗しました
混合した粉末を入れるとすぐに反応が始まり
圧力が足りず飛びませんでした
そこで粉末の量を2倍、ゆっくりと反応させるために
オブラートを使用

 写真のようにオブラートに粉末を
 入れました
 袋状になったものがありました
 量を2倍にしたので、これが2つ
 必要になりました
これで、改造噴射口と2号ゴム栓を使いペットボトルロケットを飛ばしました
みごと成功(バブと同じぐらい40m飛びました)

考えたことがら
  市販の噴射口キャップや発射台を使わずに
   500mlで飛ばすために
改造噴射口をつくりバブや重クエで飛ばした
結果は40mほど飛んだが
いつ飛ぶかわからないので待ち時間が長い(5分~8分)
  かかる費用は バブ1袋の半分(20円ほど) 
   重クエも(20円ほど)
費用も手間もかかるので、もっと簡単に出来る方法は
空気入れを使うしかないという結論に
  もうすでに実験をしていますが
   これが簡単でいい感じです
また報告できると思います
保育園や小学校低学年でも簡単・安全でできる方法を提案します
  このブログ「ペットボトルロケット500mlバブ」
名称の変更も考えないかんかな

2014年9月26日金曜日

ペットボトルロケット500ml バブで飛ばす(第1回投稿)

第1回目 噴射口を工夫して飛ばす

  ペットボトルロケット500ml「バブで飛ばす」「重クエで飛ばす」
  「空気入れで飛ばす」

  ○2Lや1,5Lのペットボトルでは飛びすぎて大変
   (広い場所が必要、取りに行くのも大変)
   (低学年の子どもでも楽しめるものを)
                 ↓
  ○そこで500mlのペットボトルを使うことに
   (60mほど飛びました、うまくいけば100mも夢ではない)
   (これらは全て発射台がいります、作ったものを持ち帰り自分で飛ばせません)
                   ↓
  ○発射台なしで飛ばせるように、入浴剤バブを使うことに
   (いつ飛ぶかスリルがありますが飛びました、少しだけ・・・喜べません)
   (もう少し飛ぶようにできんろうか)
                   ↓
  ○分かりました、噴射口の問題です
   (噴射口を小さくしました・・・ヒント 2号ゴム栓)
   (こんなに飛ぶのかとビックリしました Ⅹmほど飛びました)                               10Ⅹ+600=1000 の解
                   ↓
  ○資料がもうすぐ仕上がりそうなのでまた投稿します
   (これなら小学校のグランドで低学年の子どもでも遊べそうです)

  *初めて作って投稿しているので色気も何もありませんが、そのうち進化するでしょう
   (職場でもずっとはだしで過してきた「はだし」です)


 ペットボトルロケット500mlバブ ほぼ完成




①水道管で作った発射台  にセットしたものです

 水道管のパイプはトンカ  チで地面に打ち付けま   した 簡単ですよ

 65度ぐらいがいいのです  が、飛びすぎるので上
 に飛ぶように75度で





                                             
②ポイントはこの噴射口
  です

ペットボトルキャップ
(10mmの穴を開ける)

16mm水道管2cm

ゼリー状瞬間接着剤で
くっつける

2号ゴム栓に穴を開け
クギを差し込む






 

ゴム栓はあらかじめキャップにできるだけ押し込んでおきます
これで飛距離が決まります

キャップをはめればいいのでバブを入れたらすぐに装着できます

③発射台は13mmの水道管
   1mのものを真ん中で斜めに
   きりました

   短いのは30cmほどの長さ
   これにクギを差し込んで
   ロケットを安定させます












*この写真の後ろに見えるのは去年作った手作りのピザ釜
 明日27日も仲間たちとピザパーティ

④考えたことがら

 ・協会が販売している噴射口の径は8mm
  これを使わずに飛ばそうとすれば6号か7号のゴム栓を使い
  直接ペットボトルの口(径22mm)に入れます
  大きさが違いすぎるので水道管を使い2号ゴム栓がはまるように

 ・ゴム栓だけ と クギ付き との違い
  飛距離はどれだけゴム栓を押し込むかで決まります
  バブの量ではありません(バブ1袋の半分で十分)
  クギ付きの方がしっかりと押し込めます(高い圧力に耐える)

 ・ただうまくやりすぎると飛びすぎるので
  子どもと遊ぶときはゆるめにするか ゴム栓だけがいいかも

 ・費用はそんなにかからないので お父さんたちの腕しだい
  (ゼリー状瞬間接着剤は1日置いてください
  また白い粉が出てくるので汚れてもかまんところで)

 ・ヘッドトップは100均に4個セットで売っていました
  (最近あまり見かけんなったけど)必ずつけましょう

 ・ゴム栓だけだったら ボール用の空気入れの先 を使うと
  もっと安上がりです(ゴム栓は3号がいいかも)

 ・つぎはバブではなく 「重クエ」を使ってためしてみます
  「重クエ」とは何の略語でしょうか