2014年11月6日木曜日

ペットボトルロケット ゴム栓と空気入れで飛ばす(第3回投稿)

ペットボトルロケット500mlを市販の発射台や噴射口キャップを使わずに、自作で手軽に飛ばせる方法(今回は空気入れを使った方法です)

「バブ」や「重クエ」(重曹とクエン酸の混合物)でも出来るが待ち時間が長い5分から8分、費用も1回につき20円ほどかかる)
結局、空気入れを使ったほうが手軽にできます
  
空気入れを使った飛ばし方
  
  準備物(空気入れ、ボール用空気入れの先、7号ゴム栓)
  

  ○ 空気入れは先が写真のようになっているものを使います
      
                 
      右の写真のように先をはずして使います

   ○ ボール用空気入れの先

     100円ショップで売っています

  ○ 7号ゴム栓

     

     左 黒色7号ゴム栓(ホームセンターで200円ほど)
     右 茶色7号ゴム栓(ネットで買いました1個50円ほど)
    どちらでもかまいませんが、茶色がよく飛びます
  
飛ばす手順

① 7号ゴム栓に、ボール用空気入れの先を差し込みます
   (略称 7号噴射口)

      
     穴の開け方は、電動ドリル、キリ、かなづちでクギを打ち込む

     ペットボトルロケット(略称 PBR)に水を300ml
  入れます(水を入れなくても少しは飛びます)

③ 次にPBRに①の7号噴射口を取り付けます
  このときの押し込み方で飛距離が決まります
  (黒ゴム栓よりも茶色ゴム栓のほうが、しっかりと入り飛びます)

     

    もっと飛ばしたい方は、第1回投稿の改造噴射口に
  2号ゴム栓で作った2号噴射口を取り付けます
  (だだし広い場所が必要となります)

  ④ 7号噴射口に空気入れを取り付け簡易発射台に

      

水道パイプで作った簡易発射台にセットして完了です
(13ミリ水道パイプ1mを真ん中で斜めに切ります
 角度を65度ぐらいにして、かなづちで地面に打ち込む)
発射したときに水がかかるので横でやりましょう
ポンピング5回ぐらいで飛びます

  考えたことがら
  
  ①    7号噴射口と2号噴射口での飛距離データが必要
  ②    もう少し離れた場所でポンピングが出来るように
     空気入れのホースを長くする方法を工夫する
 (水がかからない、飛んでいくロケットが見やすい) 
③ ヘッドキャップも含めて、保育園児でも簡単につくれる
  PBRを作る

2014年10月22日水曜日

ペットボトルロケット500ml 重曹とクエン酸で飛ばす(第2回投稿)



今回はバブではなくて「重曹」と「クエン酸」の混合物(重クエ)で挑戦
いずれも100円ショップで売っています

 








炭酸水素ナトリウム + クエン酸
→ 
    クエン酸三ナトリウム + 水 + 二酸化炭素
自分なりに化学反応式を考えてみました
  (正しいかどうか?)
NaHCO + HCHO(COO)
 → NaCHO(COO))+3HO+3CO
分子量は 3×84:192 となり約 5:4 の比率となりました
重曹5gとクエン酸4gで二酸化炭素が1.34L発生
  (計算正しいろうか?)
バブは1gあたり約80ccの二酸化炭素が発生していました
バブで飛ばしたときは1袋(40g)の半分使ったので 
20g×80cc=1.6L
とりあえず 5g+4g で飛ばしてみることにしました

重クエでの発射実験

みごとに失敗しました
混合した粉末を入れるとすぐに反応が始まり
圧力が足りず飛びませんでした
そこで粉末の量を2倍、ゆっくりと反応させるために
オブラートを使用

 写真のようにオブラートに粉末を
 入れました
 袋状になったものがありました
 量を2倍にしたので、これが2つ
 必要になりました
これで、改造噴射口と2号ゴム栓を使いペットボトルロケットを飛ばしました
みごと成功(バブと同じぐらい40m飛びました)

考えたことがら
  市販の噴射口キャップや発射台を使わずに
   500mlで飛ばすために
改造噴射口をつくりバブや重クエで飛ばした
結果は40mほど飛んだが
いつ飛ぶかわからないので待ち時間が長い(5分~8分)
  かかる費用は バブ1袋の半分(20円ほど) 
   重クエも(20円ほど)
費用も手間もかかるので、もっと簡単に出来る方法は
空気入れを使うしかないという結論に
  もうすでに実験をしていますが
   これが簡単でいい感じです
また報告できると思います
保育園や小学校低学年でも簡単・安全でできる方法を提案します
  このブログ「ペットボトルロケット500mlバブ」
名称の変更も考えないかんかな

2014年9月26日金曜日

ペットボトルロケット500ml バブで飛ばす(第1回投稿)

第1回目 噴射口を工夫して飛ばす

  ペットボトルロケット500ml「バブで飛ばす」「重クエで飛ばす」
  「空気入れで飛ばす」

  ○2Lや1,5Lのペットボトルでは飛びすぎて大変
   (広い場所が必要、取りに行くのも大変)
   (低学年の子どもでも楽しめるものを)
                 ↓
  ○そこで500mlのペットボトルを使うことに
   (60mほど飛びました、うまくいけば100mも夢ではない)
   (これらは全て発射台がいります、作ったものを持ち帰り自分で飛ばせません)
                   ↓
  ○発射台なしで飛ばせるように、入浴剤バブを使うことに
   (いつ飛ぶかスリルがありますが飛びました、少しだけ・・・喜べません)
   (もう少し飛ぶようにできんろうか)
                   ↓
  ○分かりました、噴射口の問題です
   (噴射口を小さくしました・・・ヒント 2号ゴム栓)
   (こんなに飛ぶのかとビックリしました Ⅹmほど飛びました)                               10Ⅹ+600=1000 の解
                   ↓
  ○資料がもうすぐ仕上がりそうなのでまた投稿します
   (これなら小学校のグランドで低学年の子どもでも遊べそうです)

  *初めて作って投稿しているので色気も何もありませんが、そのうち進化するでしょう
   (職場でもずっとはだしで過してきた「はだし」です)


 ペットボトルロケット500mlバブ ほぼ完成




①水道管で作った発射台  にセットしたものです

 水道管のパイプはトンカ  チで地面に打ち付けま   した 簡単ですよ

 65度ぐらいがいいのです  が、飛びすぎるので上
 に飛ぶように75度で





                                             
②ポイントはこの噴射口
  です

ペットボトルキャップ
(10mmの穴を開ける)

16mm水道管2cm

ゼリー状瞬間接着剤で
くっつける

2号ゴム栓に穴を開け
クギを差し込む






 

ゴム栓はあらかじめキャップにできるだけ押し込んでおきます
これで飛距離が決まります

キャップをはめればいいのでバブを入れたらすぐに装着できます

③発射台は13mmの水道管
   1mのものを真ん中で斜めに
   きりました

   短いのは30cmほどの長さ
   これにクギを差し込んで
   ロケットを安定させます












*この写真の後ろに見えるのは去年作った手作りのピザ釜
 明日27日も仲間たちとピザパーティ

④考えたことがら

 ・協会が販売している噴射口の径は8mm
  これを使わずに飛ばそうとすれば6号か7号のゴム栓を使い
  直接ペットボトルの口(径22mm)に入れます
  大きさが違いすぎるので水道管を使い2号ゴム栓がはまるように

 ・ゴム栓だけ と クギ付き との違い
  飛距離はどれだけゴム栓を押し込むかで決まります
  バブの量ではありません(バブ1袋の半分で十分)
  クギ付きの方がしっかりと押し込めます(高い圧力に耐える)

 ・ただうまくやりすぎると飛びすぎるので
  子どもと遊ぶときはゆるめにするか ゴム栓だけがいいかも

 ・費用はそんなにかからないので お父さんたちの腕しだい
  (ゼリー状瞬間接着剤は1日置いてください
  また白い粉が出てくるので汚れてもかまんところで)

 ・ヘッドトップは100均に4個セットで売っていました
  (最近あまり見かけんなったけど)必ずつけましょう

 ・ゴム栓だけだったら ボール用の空気入れの先 を使うと
  もっと安上がりです(ゴム栓は3号がいいかも)

 ・つぎはバブではなく 「重クエ」を使ってためしてみます
  「重クエ」とは何の略語でしょうか